当院では「郵送糞便検査(メガバクテリア顕微鏡検査)」を行っています。
ご自宅から鳥の糞便を郵送(チルドゆうパック)するだけで、糞便検査(顕微鏡検査や遺伝子検査)を受けられるサービスです。
- セキセイインコの感染率は50%以上とされる
- 本来10年生きられるはずが、わずか3年で亡くなることがある怖い病気
- 1才までに発見・治療できれば薬で治ることが多い
- お迎え後に健康診断(糞便検査)を受けていない(全鳥種)
- セキセイインコ、マメルリハ、キンカチョウ(感染率が高く病原性が強い鳥種)
- メガバクテリアにかかったことがある
「遠方で来院が難しい…」
「定期的に健康チェックをしたい」
そんな飼い主様のために、郵送糞便検査を受け付けています。
ご自宅から簡単に検査ができ、結果もLINEやメールで迅速にお知らせします。
大切な鳥さんの健康管理にご活用ください。
- 通院不要
- 病院に行くべきか事前に判断できる
- 寿命やQOLの向上につながる
- 全国どこからでも検査を受けられる
- 複数羽の検査が一括でできる
(参考)
メガバクテリアとは?
メガバクテリアの症状
メガバクテリアの検査
メガバクテリアの治療
メガバクテリアの検査が必要な理由
飼い鳥の感染症「メガバクテリア」が深刻な広がりを見せています。
多くの子が生まれたときに親鳥から感染します。
お迎えした時点ですでに感染していることが多いです。
この病気の怖いところは、症状が出るまで感染に気づきにくいこと。
早期発見・治療を行えば、寿命が縮むことなく、元気に長生きすることができます。
特に1才までに発見・治療することが重要です。
年齢が進むほど、薬が効きにくくなる、検査の検出率が低下する傾向があります。
当院では「郵送糞便検査(メガバクテリア顕微鏡検査)」を行っています。
あなたの大切な家族の一員を守るため、郵送検査で手軽に健康チェックを始めてみませんか?
早めの検査が、愛鳥の未来を大きく変えます。
メガバクテリアの検査方法

メガバクテリアの検査方法には2種類あります。
- 顕微鏡検査
- 遺伝子検査
顕微鏡検査が一般的に行われます。糞便を顕微鏡で観察する検査です。
遺伝子検査は、糞便または吐物を検体として行うPCR検査です。
当院では「郵送糞便検査(メガバクテリア顕微鏡検査)」を行っています。
顕微鏡検査

メガバクテリアは糞便中に排出されるため、顕微鏡検査が有効です。
鳥の動物病院でまず行う基本的な検査です。
糞便を生理食塩水で溶いて顕微鏡で観察します。
・メガバクテリア(真菌)
・コクシジウムなどの寄生虫
・消化機能(消化不良によるデンプンや脂肪滴の検出)
※郵送検査の場合、細菌叢の評価や壊れやすい病原体の検出はできません








【顕微鏡写真】
セキセイインコのメガバクテリア画像(顕微鏡で400倍に拡大)
メガバクテリアは顕微鏡で細長いこん棒状に見えます。

メガバクテリアは、感染していても糞便中に毎回必ず排出される訳ではありません。
日によって出たり出なかったりすることもあります。
1度の検査では分かりません。
年に2~3回程度、定期的に検査を受ける必要があります。
当院では「郵送糞便検査(メガバクテリア顕微鏡検査)」を行っています。
遺伝子検査
メガバクテリアの遺伝子検査は、鳥の糞便や吐物を検体として、PCR検査を行います。
顕微鏡検査よりも検出精度が高いことが特徴です。
顕微鏡検査で検出できない潜伏感染を見つけることができます。
動物病院で受けられる遺伝子検査は、外部機関に検査を依頼する場合が多く、検査費用は5千円~1万円くらいと高めになる傾向にあります。
当院では郵送遺伝子検査を行っています。
郵送糞便検査について(メガバクテリアの検査)

ご自宅から鳥の糞便を郵送(チルドゆうパック)するだけで、糞便検査(顕微鏡検査や遺伝子検査)を受けられるサービスです。
- 検体を郵送するだけ
- 通院の負担なし
- 遠方OK
郵送糞便検査の費用
当院の「郵送糞便検査」の費用は、顕微鏡検査が1500円~、遺伝子検査が8000円~です。
別途送料はご負担ください(チルドゆうパック)。
検査に伴う個別相談には相談料(1往復1000文字以内3000円)が発生します。
検査方法の選び方
一般的にメガバクテリアの検査としては「顕微鏡検査」が行われます。
最初は顕微鏡検査がおすすめです。
遺伝子検査は感染を見落とす確率が下がります。
メガバクテリアの感染が疑われるが顕微鏡検査で陰性の場合(潜伏感染)にも有効です。
検出率の高い検査を受けたい人におすすめです。
遺伝子検査の申込はこちら
郵送糞便検査のメリット
- 通院不要
- 病院に行くべきか事前に判断できる
- 寿命やQOLの向上につながる
- 全国どこからでも検査を受けられる
- 複数羽の検査が一括でできる
通院不要
ご自宅でほとんどの手続きが完結します。
※郵便局の集荷サービスを利用すれば検体の発送もご自宅から行えます
- 鳥をキャリーに移さなくてよい
- 鳥を連れて移動しなくていい
- 病院での待ち時間がない
- 医療費が抑えられる(陰性の場合)
- 交通費がかからない
病院に行くべきか事前に判断できる
無駄な通院や鳥のストレスを減らせます。
鳥の病院が近くにない方や忙しくて通院が大変な方でも、手軽に検査が受けられます。
寿命やQOLの向上につながる
- 寿命が縮むことなく
- 後遺症もなく
- 元気に長生きできます
全国どこからでも検査を受けられる
鳥の病院が近くにない地域の方でも、簡単に検査を受けることができます。
※沖縄県や離島など一部地域除く
複数羽の検査が一括でできる
鳥を病院に連れて行かなくても、糞便をまとめて郵送すれば、一括で検査ができます。
多頭飼育やブリーダーでも、複数羽の検査が簡単に受けられます。
郵送糞便検査がおすすめな人
- 鳥の病院が近くにない
- 忙しくて通院が大変
- 多頭飼育
- ブリーダー
- 定期検査の通院の負担を減らす
- 治療後の経過観察
- ヒナで外へ連れていけない
- 具合が悪く移動が負担になる
郵送糞便検査の口コミ
当院の郵送検査を受けた飼い主さまからの意見・感想を紹介します。
郵送検査の口コミ
あなたの大切な家族の一員を守るため、郵送検査で手軽に健康チェックを始めてみませんか?
早めの検査が、愛鳥の未来を大きく変えます。
注意事項
陽性時の対応
薬の処方には法律上、対面診療(診察)が必要です。
郵送検査ではお薬をお送りすることはできません。
結果が陽性の場合、近隣の鳥の診療ができる動物病院で診察・治療を受けることをおすすめします。
ご理解いただき、申込みをお願いします。
対応地域
顕微鏡検査は、船便・陸送で3日以上かかる地域(沖縄県や離島など )からはご利用いただけません。
鳥の糞便検体は「航空輸送禁止品」に該当するため、チルドゆうパックでの発送は陸送・船便のみとなります。
ご不明な場合は事前に郵便局に問い合わせください。
※遺伝子検査は要相談
チルドゆうパック遅延時
天候や災害などの影響でゆうパックの配達が遅延し、検査ができなくなった場合、送料の負担はできません。
顕微鏡検査は、検体採取日を0日として3日を超える検体は検査できません。
(発送日の翌々日までは検査可能)
※遺伝子検査は要相談
検体が乾燥していると検査ができません
検体の状態が悪く検査不可の場合、検査費用はかかりませんが、送料の負担はできません。
糞便が乾燥しないように適切に採取・梱包をお願いします。