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【プランター葬で後悔】その後に起こる5つの怖いこと|ウジ虫・匂いだけじゃない!

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この記事では、実際にプランター葬を行った筆者が、体験者だからこそ分かる「プランター葬のその後に起こる怖いこと(デメリット)」をお伝えします。

小鳥の獣医
小鳥の獣医

筆者は、プランター葬を選び、後悔しています。

埋葬後にデメリットに気づき、必死に対策を調べました。
対策についてもしっかりと解説しますので、お役立てください。

この記事の概要を先にお伝えします。

プランター葬のデメリット
  • 遺体を目にする可能性がある
  • 土に還るまでに10年以上かかる
  • 最後はごみとして処分せざるを得ない

プランター葬はデメリットが大きすぎるため、火葬して供養(手元供養、納骨、散骨)までしっかりと行った方が気持ちの整理も付き、ペットロスの予防にもなると思います。

火葬方法を確認する

この結論に至った理由と対策を解説していきます。
お役に立てますと幸いです。

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プランター葬の怖いその後

プランター葬をすると、その後に大きなデメリットが待っています。

プランター葬のデメリット
  • 臭いが発生する
  • 雨風、動物の掘り起こし、植物の植替えで遺体が出てくる
  • 管理が大変(水やり・置き場所)
  • 土に還るまでに10〜30年かかる
  • 最後はごみとして捨てざるを得ない(自宅の庭が無い場合)
小鳥の獣医
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筆者はよく調べずにプランター葬を行い、とても後悔しています。
事前にデメリットを知っておいてください。

虫(ウジ虫・コバエ)&匂い(腐敗臭)

遺体を埋葬する場合、土の中の微生物が遺体を分解する過程で、虫がわいたり、臭いが発生したりする可能性があります。

遺体は、腐敗という過程を経て、土に還ります。

火葬せずにプランター葬にする場合、虫や臭いのリスクは避けられません。

原因
  • プランターが小さい
  • 埋める深さが浅い
対策
  • 大きいプランターに、たっぷり土を入れ、遺体を深く埋める
小鳥の獣医
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深さ30cm(10号)以上のプランターを使ってください

遺体・遺骨が出てくる

プランター葬は、雨風、動物の掘り起こし、植物の植替えで、遺体を目にするリスクがあります。

原因
  • 雨風で土が飛んでいく
  • カラスや猫の掘り起こし
  • 植物の根っこが遺体にからみつき、植え替え時に遺体が出てくる
対策
  • 大きいプランターに、たっぷり土を入れ、深く埋める
  • プランターの表面に飾り石を敷く
  • 植物と遺体の間に鉢底ネットを入れる
小鳥の獣医
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プランター葬を屋外に置きっぱなしにしておくと、雨風で土が飛んでいきます。土が減っていくと、遺体が出てきてしまうことがあります(体験談)。

大きいプランターの管理&水やりが大変

プランター葬は、大きいプランターの管理や、定期的な水やりが大変です。

プランター葬の管理
  • 水やり(植物を植えなくても水は必要)
  • 大きいプランターの置き場所や移動
  • 植物の世話(植えなくてもよい)

植物を植えなくても、遺体の分解のために、水が必要です。

水分が足りないと、遺体が土に還らずミイラになってしまいます。

水やりが負担になる場合は、植物を植えず、雨のあたる場所に置いておきましょう。

プランター葬に使うプランターは、大きくて重いです。 

深さが30cm以上のプランター(10号以上)を使う必要があるため、その中に土(8.5リットル)を入れると、重さは13kg以上になります。

プランター葬に必要な物

プランターは大きくて重いので、置き場所の確保や台風などで移動させるときは大変です。

対策
  • 植物を植えない&雨が当たる場所に置いておけば水やりは不要
  • 火葬後のプランター葬にすればプランターは小さくできる

土に還るまでに10〜30年かかる

プランター葬は、遺体が土に還るまでに10〜30年ほどかかります。

その間、プランター葬の管理を続ける必要があります。

対策
  • 長期的な管理を覚悟する
  • 火葬して遺骨を土に混ぜるプランター葬にすれば、プランターは小さくできる
小鳥の獣医
小鳥の獣医

30年後の自分がどこでどんな生活をしているか考えてから決断を!

火葬方法

プランター葬の処分に困る(庭が無い場合)

プランター葬の最大のデメリットは、「プランター葬の処分に困る」ことです。

小鳥の獣医
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最終的には、手元から手放す方法を考えなければいけません。

プランター葬をして、10〜30年の管理を続けて、ようやく遺体が土に還ったとしても、最終的に土の扱いに困ることになります。

自宅に庭があれば、庭にまけば良いです。
しかし、プランター葬を検討している場合、自宅に庭がないケースも多いでしょう。

遺体が完全に土に還ったとしても、その土を自然に返すことはできません。
公共の場所に土をまけば、不法投棄になります。

自宅に庭がない場合、プランター葬を最終的にどうするか対応に困ることになります。

土は、一般ゴミとして捨てることができません。
簡単には捨てられないため、処分に苦労する可能性が高いです。

小鳥の獣医
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遺体が土に還っていたとしても、その土をごみとして捨てなければいけません。それも心苦しいですよね。

プランター葬の処分方法

プランター葬の代わりにおすすめするお見送り方法

プランター葬のデメリットをまとめます。

プランター葬のデメリット
  • 臭いが発生する
  • 風・雨・動物の掘り起こしで遺体が出てくる
  • 管理が大変(水やり・置き場所)
  • 土に還るまでに10〜30年かかる
  • ごみとして捨てざるを得ない(自宅の庭が無い場合)

プランター葬はデメリットが大きく、ほとんどの場合おすすめできません。

小鳥の獣医
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筆者は、プランター葬を選び後悔しています。
デメリット対策のため、大きいプランターに植え替えを行いましたが、現在もその後の対応に悩んでいます。

必ず、プランター葬のデメリットを全て理解してから、プランター葬を選んでください。

デメリットを受け入れられないならば、プランター葬以外のお見送り方法を選択するしかありません。

プランター葬の代わりにおすすめするお見送り方法
  • 自宅の庭があれば土葬
  • 自宅の庭がなければ火葬(最終的にペット霊園等へ納骨または散骨)

火葬方法

プランター葬が適している人もいます。

プランター葬がおすすめな人
  • ガーデニングが趣味でプランター葬にした土の管理がずっとできる
  • 自宅に庭があるので最終的に庭に土をまくことができる

ご自身がプランター葬を選んで後悔しないか、しっかりと考えてみてください。

ペットの鳥とのお別れについて|火葬・土葬・お墓・プランター葬

プランター葬を後悔している場合の対策

  •  虫対策(殺虫)
  •  掘り返して火葬する
  •  大きいプランターに植え替える
  •  プランター葬を処分する

虫対策(殺虫)

  • 園芸用の殺虫剤で殺虫する
  • プランターごとビニール袋に入れて密封し窒息させる
  • 木酢液を使う

掘り返して火葬する

プランター葬を行ってあまり時間が経っておらず、遺体がきれいな状態であれば、火葬できる可能性があります。

まずは、プランター葬にした遺体を火葬してもらえるか、近隣のペット葬儀会社に相談する必要があります。

火葬方法

プランター葬にした遺体を火葬できる条件
  • 遺体を掘り返せる
  • 遺体の状態が良く、土を取り除ける

火葬できるものには制限があり、プランターや土は火葬できません。

(参考)犬や猫のペットの火葬をするときに、何が一緒に火葬できるの?(外部サイトが開きます)

大きいプランターに植え替える

プランターが小さいことが原因でトラブルが発生した場合は、大きいプランターに植え替えましょう。

プランター葬に必要なもの
プランター葬の埋葬方法

プランター葬を処分する

残念ながら、プランター葬をそのまま引き取って供養してくれるサービスは存在しません。

自宅に庭がない場合、プランター葬を手放すには、以下の方法が考えられます。

プランター葬を手放す方法
  • 自宅の庭にまく
  • 掘り返して火葬する
  • ごみとして捨てる

プランター葬を選んでいる場合、自宅に庭がないケースも多いでしょう。
庭がなければ、火葬できるペット葬儀会社を探すか、ごみとして捨てるしか方法はありません。

掘り返して火葬する

プランターに埋葬した遺体を火葬してもらえるかは、ペット葬儀会社に相談してみないと分かりません。

ごみとして捨てる

プランター葬を処分する場合、遺体、土、プランターに分けて処分することになります。

  • 遺体→燃えるごみ
  • 土→引き取ってくれるお店や業者を探す
  • プランター→一般ごみ
遺体の処分

ペットの遺体は、燃えるごみとして捨てても法律上は問題ないとされています。

土の処分

ごみとして処分するとしても、土は捨てるのが大変です。

自治体にもよりますが、一般的に、土は一般ごみとして捨てられません。

土を引き取ってくれるお店や業者
  • 園芸店やホームセンターでは、購入した土を引き取るサービスはありますが、プランター葬をした土を引き取ってくれる可能性は低いでしょう。
  • 廃棄物処理業者は、個人からの少量の依頼では断られる可能性があります。

自宅に庭がないと、プランター葬の土の扱いは、非常に大きな問題となります。

プランターの処分

プランターは一般ごみとして捨てることができます。素材と大きさを確認して廃棄してください。

まとめ:後悔しない方法で供養してあげてください

プランター葬には、デメリットが多く、後悔することが多くあります。

小鳥の獣医
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筆者は埋葬後にデメリットに気づき、とても後悔しています。

プランター葬のデメリット
  • 遺体を目にする可能性がある
  • 土に還るまでに10年以上かかる
  • 最後はごみとして処分せざるを得ない

火葬して供養(手元供養、納骨、散骨)までしっかりと行った方が気持ちの整理も付き、ペットロスの予防にもなるのではないでしょうか。

まだ埋葬していない方へ

火葬をおすすめします

埋葬して後悔している方ができる対策
  • 掘り返して火葬する
  • 大きなプランターに植え替え
  • プランター葬を処分する

大切な愛鳥とのお別れが、心穏やかで、より良いものとなるよう心から願っております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

愛鳥のお見送り方法(火葬・土葬・プランター葬)